証明書は2枚ある
- 閲覧者と Cloudflare の間:Cloudflare が発行・自動更新する証明書です。ブラウザーの鍵マークに表示されるのはこちらです
- Cloudflare とサーバーの間:サーバーに入れた証明書です。サーバー側で管理します
暗号化のモード別の挙動
| 暗号化のモード | Cloudflare とサーバーの間 | サーバーの証明書が切れたとき |
|---|---|---|
| Flexible | 暗号化しない | 証明書を使わないため影響しません。ただし、この区間は暗号化されていません |
| Full | 暗号化する。証明書は検証しない | サイトは通常どおり表示され、期限切れに誰も気づきません |
| Full (strict) | 暗号化し、証明書も検証する | Cloudflare がサーバーへ接続しなくなり、「526 エラー」が表示され、サイトが止まります |
安全な設定ほど、期限切れの影響が大きく出ます。Full のモードでは、Cloudflare を一時的に外した日や、サーバーへ直接アクセスした日に、ブラウザーの警告として初めて表に出ます。
無料の SSL の自動更新が止まる理由
レンタルサーバーの無料の SSL の有効期間は90日で、サーバー会社が期限の前に自動で更新します。
この自動更新は、DNS がそのサーバー会社を参照していることが条件です。Cloudflare を経由すると、この条件を外れ、更新されないまま期限を迎えることがあります。
対策
- 証明書の期限を自動で監視する:サーバーへ直接接続して証明書を読み取り、残りが30日を切ったら通知します
- 期限前の手動更新の段取りを決めておく:更新の作業日を期限の2週間前までに決め、更新の後に期限が延びたことを確認いたします
- Cloudflare Origin CA 証明書:VPS など自分で証明書を入れられるサーバーでは、Cloudflare とサーバーの間専用の証明書も使えます
出典
- Cloudflare「Full」 https://developers.cloudflare.com/ssl/origin-configuration/ssl-modes/full/(2026年10月9日 確認)
- Cloudflare「Full (strict)」 https://developers.cloudflare.com/ssl/origin-configuration/ssl-modes/full-strict/(2026年10月9日 確認)
- Cloudflare「Error 526」 https://developers.cloudflare.com/support/troubleshooting/http-status-codes/cloudflare-5xx-errors/error-526/(2026年10月9日 確認)
- エックスサーバー「無料独自SSL設定」 https://www.xserver.ne.jp/manual/man_server_ssl.php(2026年10月9日 確認)